【基礎】ビットコインの使い方
ビットコインをこれから買おうとしている人「ビットコインを買うだけなら、簡単かもしれないけど・・・基本的な仕組みがよく分からないし、なんとなく怖いな・・・簡単に仕組みを教えてください。」
こういった疑問にお答えします。
ウォレットとアドレスが必要
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ビットコインのウォレットとは何か?
普段、私たちは現金や紙幣を持ち歩くために「財布」を持ち歩きます。ビットコインの場合にも、取引を行うためには「ウォレット」が必要になり、パソコンやスマホに設定されます。電子的な財布のため「デジタル・ウォレット」とも呼ばれます。
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ウォレットに付くアドレスって何?
ビットコインはネットワークを通じて相手とやり取りを行います。その際、どの「ウォレット」とやり取りをするかを決める必要があります。このため各ウォレットには「ビットコイン・アドレス」が付与されます。ビットコインを利用するための口座番号のようなものですね。
分散型ネットワークによる情報のやりとり
世界中にあるウォレット間で取引を成立させるためには、ウォレット同士が通信できるようにする必要があります。ビットコインでは、この際に「P2P型ネットワーク」という仕組みを採用しています。この仕組みは「分散型ネットワーク」とも呼ばれます。
P2Pとは「Peer to Peer( ピア・ツー・ピア)」の略で、複数のコンピューター間で、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をするモデルです。
P2Pに対置される用語としてクライアント・サーバー型があります。クライアント・サーバー型はひとことでいうと「中央集権型」です。クライアント・サーバー型は一般的には多数のクライアントに対してサーバーが一つだけあり、各クライアントは、サーバーとだけ通信することができます。
P2P型ネットワークでは、取引が行われると、その情報を共有するために、取引内容がメンバー全員に通知されます。どのアドレスからどのアドレスにいくらの取引が行われたかの情報を全員で共有することになります。
ビットコインを入手する3つの方法
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買う
まず、初心者はこの「買う」方法で入手するのが一般的です。「ビットコイン取引所」で法定通貨の「円など」と交換することです。日本にも数多くのビットコインの取引所があり、他の仮想通貨も取り扱っているため「仮想通貨取引所」とも呼ばれています。
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受け取る
商品やサービスの対価としてビットコインを受け取ることです。オンラインショップや現実の店舗のいくつかは、支払手段としてビットコインを受け入れるところがあります。
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採掘する
ビットコインの取引を承認するために必要となる複雑な計算処理を行い、その対価としてビットコインの新規発行を受ける方法です。これは「採掘」(マイニング)と呼ばれています。
今回は以上です。
是非、仮想通貨の世界に踏み込んで下さい。