【初心者向け】イーサリアムとは
イーサリアムに興味がある人 「イーサリアムって何?ビットコインと何が違うの?
投資するならビットコインとどっちがいい?」
このような疑問にお答えします。
イーサリアムの概要
- イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額ランキングで2位の仮想通貨
- イーサリアムはスマートコントラクトのプラットフォーム
- ブロックチェーンの上にアプリケーションを載せることで通貨以外でも管理者のいないサービスを作れるようにした
イーサリアムはどのようにして誕生したのか?
2013年にヴィタリック・ブテリンによって開発されました。ブテリンは1994年にロシアで生まれ6歳の時にカナダに移住、高校生の時にビットコインに興味を持ち、2013年にイーサリアムを形作るホワイトペーパーを発表しています。
ちなみにブテリンの父親はコンピュータアナリスト、母親はビジネスアナリストです。ピーター・ティールが開始したティール・フェローシップにも選ばれた天才です。
ビットコインとイーサリアムの違い
ビットコインはブロックチェーンは金融系と思われていたのに対し、イーサリアムはブロックチェーン上で様々なアプリを実行できる仕組みを実現しました。
イーサリアムはスマートコントラクトのプラットフォームです。ブロックチェーンにおけるスマートコントラクトとは、契約内容がブロックチェーン上に改ざん困難な状態で記録されていて、その書かれた条件が満たされると自動的に契約が成立する仕組みのことです。
スマートコントラクトって何?
スマートコントラクトとは、何人かが合意した内容を、人がいなくても自動的に実行する仕組みです。
例えば自動販売機が該当します。お金を入れてスイッチを押すと自動的にジュースが出てきます。人がいなくても事前にルールを決めておきルールが満たされると人がいなくても自動的に実行される仕組みのことです。
逆にスマートコントラクトではない仕組みとは、例えば店頭での支払いをイメージして下さい。レジの人にお金を支払ってジュースを買うように人と人とがやり取りして手動で取引を実行しています。
投資するならイーサリアムとビットコインどっちがいいの?
結論:仮想通貨に投資するならビットコイン択一でいいと思います。ただし分散しないと気が済まない人は少し保有するのもあり。
【投資する上でのイーサリアムの懸念事項】
- 発行上限がない
供給量が定められているビットコイン(BTC)と比較し、イーサリアム(ETH)は発行上限がなく、発行に関するポリシーが明確ではありません。安定性を欠き、インフレを招く可能性があるため、価値の保存手段として適切ではないと考えられます。
- ビットコインと比較し取引規模が小さい
イーサリアムは時価総額ランキング2位の仮想通貨です。しかしビットコインと比較するとビットコインの時価総額は2020年11月の時点で約29兆円なのに対し、イーサリアムの時価総額は5兆円で、ビットコインの時価総額はイーサリアム約6倍です。イーサリアムは短期的な価格変動が大きくなりやすいため、注意が必要です。
※更に知りたい方には、下記のリンクをおすすめ
イーサリアムのオフィシャルサイト
公式ツイッター